アントロポゾフィー基礎講座

アントロポゾフィーの共同体形成』(GA257)より、シュトゥットガルトでの講義を読む(全2回)

1923年、シュタイナーは当時のアントロポゾフィー協会の危機的な状況を踏まえ、ドルナッハとシュトゥットガルトで10回からなる「共同体形成」に関する講義を行いました。その中核部分にあたるシュトゥットガルトでの2回の講義(第6,7講義は、独立して読まれることも多い部分です。アントロポゾフィーの共同体形成について、根本的なところから皆さんとともに考えていきたいと思います。

この講座では、みなさんから事前にテキストを読んできていただき、当日は講演ののち、みなさんとの話し合いによって理解を深めていきたいと思います。

第1回「第6講義 1923年2月27日、シュトゥットガルト」 2024年11月23日(土・祝)

第2回「第7講義 1923年2月28日、シュトゥットガルト」 2024年11月24日(日)

いずれも、10:00~11:00(講演)11:30〜12:30(話し合い)

講師:山際 勇起(予定)

参加費:会員・一般(1回)2,000円

テキスト:「人智学的共同体形成」(西川隆範訳『人智学指導原則』水声社に収録)、「共同体を人智学的に形成するために」(高橋巖訳『ミカエルの使命』春秋社に収録)、「人智学的共同体形成」(佐々木義之訳、「神秘学遊戯団」のウェブサイトに収録)、お好みの翻訳テキストをお持ちください。

アントロポゾフィー特別講座

    意識魂の時代における社会的発展のための主要原則「社会有機体三分節化」

   スイス・ドルナッハでご活躍中のバイオグラフィーワーカー、フィリップ・   ヤコブセンさんをお招きしての特別講座です。アントロポゾフィー協会クリ     スマス会議についての考察を含む講座内容を予定しています。(安部)

社会有機体の三分節化とは、社会、コミュニティ、企業、機関などの社会的

        有機体における精神生活の自由、法生活の平等、経済生活の友愛、この三重

の構造を原理としています。これは思考、感情、意志という三重の構造をも

つ人間、この三位一体を原理とする人間の在り方と類似しています。人類は、社会における三位一体を実現しなければ、社会問題や紛争を解決することはできません。(ヤコブセン)

日 時 2024年 10 月26 日(土) 10:00~17:30(休憩あり)

  • 10:00~12:00  ➁ 13:00~14:30  ③15:00~16:30

④  16:45~17:30  質疑応答とまとめ

講 師 フィリップ・ヤコブセン(プロフィールの詳細はチラシ裏面)

     通 訳 安部 由美子

会 場 四谷スポーツスクエア 会議室R (B1) 東京都新宿区四谷1-6-4

(JR四ツ谷駅四ツ谷口より徒歩2分、東京メトロ丸ノ内線・南北線四ツ谷駅3番

出口から徒歩2分)

参加費  会員5,000円 一般6,000円(当日清算は会場の規定によりできません)

振込先 郵便振替口座 00140-3-483075一般社団法人アントロポゾフィー協会

定  員  40名

問合せ・申込み

E-mail:abe.yumiko46@gmail.com  SMS & TEL 070-8552-7941(安部)

 E-mail: country.society.japan@gmail.com Fax: 047-336-4178(協会事務局)

プロフィール

講師 フィリップ E. ヤコブセン Philip E.Jacobsen バイオグラフィーワーカー

1953年 スイス・チューリッヒ出身、スイス系フランス人の母とノルウェー人の父の3人の息子の長男

スイス連邦工科大学チューリッヒ校で化学、チューリッヒ大学で心理学、人類学および臨床心理学、および小児期および青年期の精神病理学の理学修士号。ハンドボール選手を経てコーチ、空手、合気道を習得。民間の保険、IT、小売業関連企業で人事マネージャーとして従事、失業者との専門的なコーチング。

31歳でアントロポゾフィーに出会い、ルドルフ・シュタイナーの認識論、一般人間学、社会有機体三分節、キリスト論を断続的に研究。51歳よりゲーテアヌム精神科学自由大学在籍。言語造形と演技を学び、『神秘劇』ではカペシウス教授を演じる。

バーゼル自由コミュニティバンク協同組合理事、ルドルフ・シュタイナー学校連盟支援協会理事(財務責任者)、等々を歴任。

2005年より独立開業、個人やカップルを対象としたアントロポゾフィーに基づくバイオグラフィーワークと、その養成コース講師として活躍中。

「私のライフワークは、アントロポゾフィーに基づくバイオグラフィーワークの具現化に貢献することにあると考えています。アントロポゾフィー的な世界とそうではない世界を行き来しながら両者を結びつけ、人々がアントロポゾフィーに、そしてそれを通じて自分自身にも出会うことができるよう願っています。」

通訳 安部 由美子

東京都出身。2007年からの海外留学を経て2022年9月帰国。ゲーテアヌム精神科学自由大学在籍。スイス・ドルナッハ ワーグナー絵画学校2017年修了。シュタイナー学校教員養成コース修了、米メリルハースト大学芸術療法科基礎コース、ゲーテアヌムアントロポゾフィーコース、ドルナッハ教育アカデミー(Afap)研究課程、ドイツのキリスト者共同体自由大学で学ぶ。スイスのシュタイナー学校芸術科教師、日本、中国、アメリカ、ドイツ、ゲーテアヌムでの絵画コース講師、ニュルンベルクのキリスト者共同体での研修を経て帰国。

現在よこはまシュタイナー教育の会土曜クラス1年生クラス担任。

■  ミヒャエルガーデンはどなたにもご参加いただける交流の場です  

今回はスウェーデン在住のシーグリッド・オーグランドさんをお招きし、

ストーリーテリングによる癒しの力についてワークショップをしていた

だくことになりました。                (安部)

  神秘的な物語を通してストーリーテリングの持つ癒しの力を体験して

 下さい。想像力と語る声を通して物語を活き活きとしたものにすること、

 また、暗唱するための新しい方法を発見することもできます。経験は問

 いません。初心者の方々のご参加もお待ちしています。(シーグリット)

日 時 2024年 11 月3 日(日)  13:00~15:30(休憩あり)

    13:00~15:00  ワークショップ

        15:00~15:30  質疑応答とまとめ

            講 師 シーグリッド・オーグランド(プロフィールの詳細はチラシ裏面)

通 訳 安部由美子

  会 場 オイリュトミーハウス 東京都新宿区大久保2-10-2 山崎ビル102

           JR山手線 新大久保駅から徒歩13分

           東京メトロ副都心線 西早稲田駅から徒歩7分

  参加費  会員2,000円  一般 2,500円

  問合せ・申込み  

E-mail: abe.yumiko46@gmail.com

SMS & TEL 070-8552-7941( 安部 )

      E-mail:country.society.japan@gmail.com

           Fax: 047-336-4178(協会事務局)

講師プロフィール

シーグリッド オーグランド Sigrid Ogland スウェーデン ヤーナ在住

ストーリーテラー、言語造形家、治療教育家、ルドルフ・シュタイナーとマリー•シュタイナーによるインパルスを受け、その芸術と教育を修行

長年にわたり職場や病院、共同体での季節の祝祭などでストーリーテリングのパフォーマンスをしている。主なレパートリーは神秘的な物語、民話、神話、世界中の知恵の物語。

2002年より、教員養成や治療教育、そしてオイリュトミー学校でストーリーテリングや演劇、発声を教えている。

<トレーニング>

スウェーデン

1982年 准看護師資格 

1992年 治療教育士資格

1998年 教育演劇修了

イングランド

ストーリーテリングと文芸をエマーソンカレッジで修行

言語造形と演劇をアルテミススクールで修行

<職歴>

1977-1980 自閉症児のケア

1980-1983 病院での准看護師

1983-1992 バイオダイナミック農場で主婦


1988-2023 治療教育とソーシャルセラピー

2003-2013 スペシャルニーズを持つ成人のためのソーシャルセラピー

2013- 2023 セラピー教育機関責任者

その他、ティーンエージャー向けの演劇指導、フィーダークリニックなどアントロポゾフィー病院でのストーリーテリング、ヴァルドルフ学校や幼稚園教員養成、オイリュトミー学校でストーリーテリングや演劇を教えている。

通訳 安部 由美子 

東京都出身。2007 年からの海外留学を経て 2022 年 9 月帰国。ゲーテアヌム精神科学自由大学在籍。スイス・ドルナッハ ワーグナー絵画学校 2017 年修了。シュタイナー学校教員養成コース修了、米メリルハースト大学芸術療法科基礎コース、ゲーテアヌムアントロポゾフィーコース、ドルナッハ教育アカデミー(Afap)研究課程、ドイツのキリスト者共同体自由大学で学ぶ。スイスのシュタイナー学校芸術科教師、日本、中国、アメリカ、ドイツ、ゲーテアヌムでの絵画コース講師、ニュルンベルクのキリスト者共同体での研修を経て帰国。現在よこはまシュタイナー教育の会土曜クラス1年生クラス担任