ルドルフ・シュタイナーの著作・講演やアントロポゾフィー関連の文献を翻訳・紹介いたします。

【ゲーテアヌムより】年次総会、およびゲーテアヌム世界会議2023へのご招待

 1月の臨時総会を終えて、ゲーテアヌムから年次総会2023への招待の手紙が届きました。年次総会は2023年3月31日から4月2日までゲーテアヌムで開催され、会員ログインエリア(www.goetheanum.org/login)からドイツ語、英語など複数の言語でライブストリームを視聴することができます。諮問のための電子投票を行うことも可能です。

 私たちは、アントロポゾフィー協会が、いかにして本来あるべきコスモポリタンな世界協会になっていくかという課題に直面しています。近年の動向は、世界協会がアントロポゾフィー、精神科学自由大学、ゲーテアヌムのための担い手として、いかに必要であるかを示しています。(「年次総会2023へのご招待」より)

 また、昨年の9月下旬にはゲーテアヌム世界会議2023へのご招待も送付されました。2023年9月27日から10月1日にかけてゲーテアヌムで開催されるこの会議では、「世界運動を再構築する」と題して、アントロポゾフィーの内外で活躍する人々とともに、今後数年間に待ち受ける課題と挑戦に欠かせないステップについて話し合い、一致点を見出したいと考えています。

 ゲーテアヌムからの年次総会2023へのご招待の手紙と関連する資料、およびゲーテアヌム世界会議2023へのご招待の手紙は、下記をご覧ください。

年次総会2023:ご招待の手紙

年次総会2023:議案書

年次総会2023:プログラム

ゲーテアヌム世界会議2023へのご招待  

新型コロナウイルス(Covid-19)関連の論考

マティアス・ギルケ、ゲオルク・ソルトナー「コロナ・パンデミック―諸視点と展望」(2020)

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大状況について、ゲーテアヌム精神科学自由大学医学部門のニュースレターにマティアス・ギルケ氏とゲオルク・ソルトナー氏による詳細な論文「コロナ・パンデミック―諸視点と展望」が掲載されましたので、緊急で翻訳を掲載します。(2020年3月30日)

(2020年4月26日追記)訳語を一部修正いたしました。


 なお、一般社団法人日本アントロポゾフィー医学の医師会のウェブサイトにも、同論文の別訳が掲載されております。併せてご覧ください。
http://j-paam.org/statements/corona-pandemic

ペーター・セルク『地球の秘蹟』

会報「アントロポゾフィア」2020 年 06 月臨時増刊号 No.94 所収

コロナ・パンデミックは明るい空から来るのではない。現代社会の不十分なエコロジーの観点に対
する自然からの回答と理解される。変化への地球の呼び声である。それをルドルフ・シュタイナーの
指摘から語る責任ある学者が認めている。

ミヒャエラ・グレックラー『コロナ危機への医学的見地からの問いと考察』から(2020)

 2020年5月にBooks on Demand社から刊行された『コロナ-一つの危機とその克服 アントロポゾフィー的な理解の助けと医学的-治療的な示唆(Corona-eine Krise und ihre Bewältigung Verständnishilfen und medizinisch-therapeutische Anregungen aus der Anthroposophie)』に収められている、ミヒャエラ・グレックラー氏の『コロナ危機への医学的見地からの問いと考察(Michaela Glöckler: Fragen und Überlegungen zur Corona-Krise aus medizinischer Sicht)』からの抜粋です。グレックラー氏のご厚意によって翻訳・掲載の許可をいただきました。 

トーマス・ハルトムート「コロナ・シンドローム ―なぜ不安はウイルスより危険なのか―」(2020)

この論考は、ハルトムート氏がドイツ・ハイデンハイム市で2020年4月に行なった講演に加筆修正されたものです。この論考は『Corona und die Überwindung der Getrenntheit, neue medizinische, kulturelle und anthroposophische Aspekte der Corona-Pandmieコロナと隔絶の克服- コロナ・パンデミックに対する医学的、文化的、アントロポゾフィー的な新たな視点』という書名で2020年6月にドイツで出版されたものに収録されています。ハルトムート氏から日本語への翻訳・掲載許可をいただきました。

ルドルフ・シュタイナー『普遍アントロポゾフィー協会設立のためのクリスマス会議』(GA260)より

クリスマス会議開会講演

1923年12月24日 ドルナッハ / ルドルフ・シュタイナー
訳:上松佑二

ルドルフ・シュタイナーによる
普遍アントロポゾフィー協会定礎式

1923年12月25日 午前10時 ドルナッハ / ルドルフ・シュタイナー
訳:上松佑二

『精神科学自由大学』(Verlag am Goetheanum,2008)より 

ゲーテアヌム精神科学自由大学コレギウムのヨハネス・キュール氏、ボドー・フォン・プラトー氏、ハインツ・ツィンマーマン氏により編集された『精神科学自由大学(Die Freie Hochschule für Geisteswissenschaft Goetheanum, Zur Orientierung und Einführung) 2008 Dornach 』に収録されている主要な論考を掲載します。精神科学自由大学についての導入となる文献です。(翻訳:石川恒夫)

精神科学自由大学の特徴 ハインツ・ツィンマーマン

出典: S.11-21

II 精神科学自由大学とアントロポゾフィー運動 ボドー・フォン・プラトー

出典:S.23-30

III 精神科学自由大学 第一クラス ヨハネス・キュール、セルゲィ・プロコフィエフ、ヴァージニア・シース

出典:S.31-36

精神科学自由大学の諸部門/普遍アントロポゾフィー部門 ハインツ・ツィンマーマン

出典:S.37-38

精神科学自由大学の諸部門/自然科学部門 ヨハネス・キュール

出典:S.55-60

精神科学自由大学の諸部門/数学・天文学部門 オリヴァー・コンラート

出典:S.61-66

精神科学自由大学の諸部門/医学部門 ミヒャエラ・グレックラー

出典:S.67-71

精神科学自由大学の諸部門/教育部門 クリストフ・ヴィーヒェルト

出典:S.73-77

精神科学自由大学の諸部門/朗唱・音楽芸術部門 ヴェルナー・バルフォード

出典:S.79-82

精神科学自由大学の諸部門/美学部門 マルティナ・マリア サム

出典:S.83-88

精神科学自由大学の諸部門/農業部門 ニコライ・フックス

出典:S.89-95

会報『アントロポゾフィア』より

「書籍紹介 上松佑二『日本精神史』」