オイリュトミーシューレ東京 第1回オープンスクールの報告&および第2回開催の告知

オイリュトミーシューレ東京は、今年7月27日(日)に第1回オープンスクールを開催いたしました。1994年に開校して以来、オイリュトミーの裾野を広げていきたい、次の世代にもオイリュトミーがもたらす喜びや恩恵を分かち合いたい、そのような願いを持ちながら歩んで参りました。より一層オイリュトミーの力が求められるこれからの時代に、一人でも多くのオイリュトミストが社会に働きかけていくことはより一層意味深いこと思われ、この度オープンスクールを企画した次第です。

当日は、現1年生の6名、そして外部からは15名の参加があり、会場の落合第一地域センターホールに大きなオイリュトミーの輪が出来ました。参加者の多くは、オイリュトミー経験者でしたが、今回初めてオイリュトミーをされる方、始めてから1年未満の方もご参加でした。若い方では20代、男性もお一人いらっしゃいました。

簡単な自己紹介から始め、トーンオイリュトミーの基礎的な練習、そしてトーンオイリュトミーの仕草へ、ランチをはさみ、ラウト(言葉)オイリュトミー、最後には言語造形のクラスが行われました。ラウトオイリュトミーの後に言語造形のクラスがあったことで、言葉の形成力を二通りの方法で感じられたとの声が多く聞かれ、初めて言語造形をされた方も熱心に音の響きの形成に集中しておられました。

また、今回は参加者同士のよき出会いの場にもなり、オイリュトミーを介して多方面にも繋がっていく輪の可能性が感じられました。

年内に、もう一度オープンスクールの予定をしております。11月30日(日)10時より15時まで、四谷保健センターホールにて行います。オイリュトミーをより一層深めていきたいあるいはオイリュトミストとして将来社会に携わっていきたい、そんな多くの方のご参加をお待ち申し上げております。

最後になりましたが、オイリュトミークーゲル(銅製)に関するお願いがあります。以前オイリュトミーシューレには12個ほどありましたが、現在6つに減っております。もしどこかでゆっくり間借りしている場合、どうぞシューレの籠の中にお戻しいただけますと大変助かります。また、おうちのどこかでご自身でお持ちのクーゲルが眠っている場合には、シューレでよりよくお役立ちさせていただければ、大変助かります。

オイリュトミーシューレ東京教師会 上松惠津子、小林裕子、鳥越結花  ご質問、お問い合わせ:eurythmieschuletokio@gmail.com